景気のお話

ミクロではなくてマクロなお話。 だいたいあてくしの妄想話ですが。

f:id:kosaru:20140518102859p:plain

http://www.rui.jp/new/chumoku/pdf/kabuka_graph.pdf

日本を中心として見たときに、主にアメリカとの関係と、韓国・シンガポールあたりのアジア勢との観点で見てみる。上海・香港は中国共産党の影響を受けるので、ちょっと別にしてみたほうが良さそう。

平成景気以前は、半導体景気ってのがあって、それが平成景気(バブル)の引き金になってるっぽい。プラザ合意後の円高でもその流れを止められなかったのね。ブラックマンデーあたりで、アメリカやドイツあたりに差を付けて一人勝ち状態になってて、韓国がそれに引っぱられる形で上ってたんだね。

日本のバブルがはじけた要因ってなんだかよくわからないけど、下げ基調に入ってくるきっかけ的には消費税導入とか、東西ドイツ統合による上げ基調あたりがありそうで、市場が不動産系の資産を実質調整した結果(卵鶏っぽいが)の不良債権処理等のバブルのツケを支払うあたりで平成不況を長びかせる原因になったんでしょうね。

しかし'97あたりから世界のトレンドの中で、日本の景気も推移してきているように見えますが、'07のサブプライム問題と'08のリーマンショック以降の動きが、アメリカ・ドイツ等は上げているにもかかわらず、日本・イギリスはその流れに乗りきれずにいた感じがありますね。

韓国・シンガポールは'10までは上げていたにもかかわらず、'11からは落ちこんでいるようです。この頃は韓国やシンガポールのN◯Kスペシャルあたりでシンガポールすごい!世界の頭脳を集める!とか言ってたのが'09あたりで、'13あたりでは世界の富裕層を呼びこむ政策をしているとかなんとかって言う話と符号してて、なんというかそれはそれでいろいろ大変だなあとか思ったりします。

'12あたりから、日本は世界のトレンドに乗った動きに戻った感じになっているようで、アベノミクスの効果というより、アベノミクス自体も世界の趨勢に乗ったものと言えるのかなあと思えますね。リーマンショック以降のアメリカの政策に近いものですしね。'14はその基調への反発*1する調整基調な感じがしますね。

日経平均株価(黒)とダウ工業株価(灰色)との比較f:id:kosaru:20140518101355p:plain

まあ、こんな事を妄想するのも楽しいですね。株とかしてないですけど。

*1:市場の期待と、それに対する反発する動きがあったりする気がします