転職しました

2014年3月末をもって1995年4月から勤めました沖縄の某社を退職しまして、東京の某社で4月1日から働いてます。

まあ転職の理由はいろいろあるのですが、根本的には、自分自身の力で自分の周りの環境や状況を変えるのは、周りの人とかの考えを変えるとか、組織改革するより、転職する方が状況的に簡単*1だと考えたからです。

自分が置かれた環境や状況が、自分の思うようなそれでなかった時に、自分を変えて、自分が良い方向に変れば、対人関係も良くなり信頼関係が生まれ、そこまでいけば、まわりは自分も変わってみようかと思うとXP(最近、消費期限が切れたOSではない)の提唱者がおっしゃっておられ、それはそれはすごい感化された訳です。

しかし、それを実行するには、私には実力も信念も足りなかったし、煩悩はありすぎたし、周りの期待と、私の希望のマッチングが、うまい事行ってなかったという事に10年ちかくも掛けてようやく気付きました。

前職は、仕事の内容とかにそれほど不満があった訳ではありませんし、人間関係はとてもうまくいっていましたが、今までの私の人生計画と、このデフレな経済環境も含めた会社の状況が、かなりズレてしまったり、今まで仕事に対するコンテキストを共有してきたと思っていた人と、実は私の勝手な片思いであったと気付かされた為、人生計画をし直す必要に迫られたというのもあります。

ビジョンやゴールの共有というのは、本当にとてもとても大事で、前職で最後に携わったプロジェクトは、チームメンバー間では比較的うまくいっていましたが、プロジェクト全体とか組織全体でいうと、それはそれで、まだまだ前途多難な感じであったのも、自分が転職を決断した一因*2でもあります。

そういう意味で、転職活動というのは、雇用する側とされる側が、お互いのビジョンやゴールのマッチングをする場であるし、自分自身を売り込む営業活動なんだなあと実感しました。

そこで企業側とビジョンやゴールのマッチングが取れると、いろいろな面でお互いが幸せになれるのではないかと。さらに、実際に幸せになれるかというのは、これからの自分の頑張り次第だと思ってます。

逆に言うと、お互いにそこが不明確だったり、そこに対して、お互いが不誠実だったりすると、お互いが不幸になるんだろうなあと思ったりしてますが、今回の転職については、そこの部分はすごくうまくマッチングしたんじゃないかと、少なくとも私自身はそう思ってますし、雇用条件からすると、雇用してくれた会社も、そう思ってくれているんじゃないかという条件で採用してもらっています。まだ試用期間中ですけどね。

取り敢えず、自分の人生に関して一番影響を与えられるのは自分であって、自分の決断しだいで、周りの環境や状況は変えられるし、周りの人達は、基本的にそれを認めてくれるというのは実感してます。

まあ、これから、この決断をして良かったと思えるように、頑張って生きて*3いきます。

参考URL http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060906/247316/

*1:簡単な方に流れたのかよ!という指摘には正解!という風に答えます。昔は組織改革する方が簡単だ!という不遜な考えだったという事を、今は反省しています。

*2:最後に携わったプロジェクトは本当に自分がやりたかった事で、理想の環境だったので、すごく心残りなんですが、だからこそって面もあります。

*3:仕事だけじゃなくて…ね