ブログ「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」沼上幹「組織戦略の考え方」
ちょっと前に読んだ本。
- 作者: 沼上幹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/03
- メディア: 新書
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合わせてこれも読むと良いかも。
- 作者: 沼上幹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 新書
- 購入: 8人 クリック: 106回
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本の内容については、上記ブログのまとめが秀逸すぎて、私などがまとめるまでも無いのでリンクさせていただく事として、個人的に感じたのは、エンタープライズシステムのアーキテクチャー全体の基礎に組織論を置いておく必要があるなと感じた事です。
最終的には「人間」が組織を運用するし、業務の為に、組織を円滑に運用する為のツールとしてのエンタープライズシステムな訳なので、業務知識と、その運用フレームとなる組織を分離して理解する必要があり、そうしないと、全体最適化にはならないと思いました。
企業戦略に合わせた組織デザインというのも有機的に結合されるべきで、さらにこれらの根本に企業理念とか信念とかそういう所が必要で、それらの事を実現するためのサポートツールとしてのエンタープライズシステムであるべきなんだろうなーと思いましたが、なんというか勉強不足で、まだまだ見果てぬ夢とか妄想だったりしますね。
奥が深い。